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※ 必ず採用される訳ではありません。
★この物語は、メグコさんから投稿していただいたお話を元に執筆しています。
※ 登場人物、団体、場所などの画像は架空のものです。
注)ホームランおじさんとは関係ありません。
★『常闇のホムおじシリーズ・序章』 はこちら←
★『常闇のホムおじ』のカテゴリーを追加しておきました♪
〜 常闇のホムおじ・第115回 〜
車は家族が使用していたので、おじさんはバスを利用して移動した。
しかし、家族の姿を見つけることは出来なかった。。。
ガックリと肩を落としていると、背後から聞き慣れた声が聞こえた。
妻を探し、カット台の方に目をやると、丁度カットを終えた妻が席を立つところだった。
会計を済ませ、店舗から出てきた妻は、おじさんを見て複雑そうな顔をした。。。。
夫婦の空気を読み取ったのか、息子が沈黙を破り、一家は茶々丸を連れてドッグランへ行き、(茶々丸と子供達の)気が済むまで遊び尽くして帰宅した。
。。。。。。。。。。
その夜、子供達が寝静まるとおじさんは久しぶりに妻と晩酌をし、向き合った。
遠くを見つめるようにつぶやいた妻の言葉に、おじさんは怯えた。
妻はどこまで知っているのか。。。。
どこまでなのかはわからない。
しかし、今は謝ることが得策なのは間違いないだろう。
妻はおじさんに、言い訳と謝罪をするタイミングすら与えない。
。。。。。。。。。。。
妻はおじさんの目をまっすぐに見つめると。。。。
涙を浮かべながらにっこりと笑った。
。。。。。。。。。
自分はなんと愚かな事を繰り返してきてしまったのか。。。
おじさんは椅子から立ち上がり、妻を抱きしめた。
ふと妻の頭を見下ろすと、ツヤのあった髪はパサつき、気付かぬ間に白髪も目立つようになっていた。
妻は元々オシャレな女性だった。
妻の新しい服を最近見ていない事に、おじさんは気が付いた。
妻は家族のために、自分を削ってしまっていたのか。。。。
おじさんはより強く妻を抱きしめた。
おじさん:そんなことはないよ。私の方こそ。。。
おじさんの胸もいっぱいになり、思うように言葉が出ない。。。。
。。。。。。。。。。
おじさんが言葉に詰まっていると、妻は囁くように言った。
寝室へ向かった妻を見送ったおじさんは、ひとり書斎へと入る。
おじさんは書斎でDQXにログインをした。
。。。。。。。。。。。
。。。。。。。。。。。
さよなら、『としふみ』。。。
おじさ。。。ん。。。。
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